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大学進学のため、遠く沖縄から出てきて一人暮らしをしている間に、静岡の良いところをたくさん感じました。静岡大学では生物方面の勉強をしており、化学実験や分析装置を扱った経験があります。静岡で働きたいと思っていたところへ、自分のスキルを生かせると教えていただいたのがJA静岡経済連との出会いです。
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農産物安全分析センターでは、組合員さんが作った農作物中の残留農薬を検査しています。農作物を安定供給するには、生産性向上のため病気や虫害を防ぐ農薬はなくてはならないものですが、誤った使い方では、国が定めた残留基準値を超えてしまうことがあります。農作物中の農薬は、目に見えないため不安に思っている方も多いのですが、正しく使われていれば、安全です。私の仕事は、残留農薬分析で静岡県産農作物の安全を確認することで、消費者の皆さんに安心をお届けすることです。
残留農薬分析をするには、作物ごと、農薬成分ごと、測定機器ごとに、数え切れないくらいの試験法があります。きちんと分析操作を行い、正確な数値を出すことが求められています。
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私は、農薬の残留量をきちんと確認することにより、数字で農作物の安全を証明しています。それだけに責任は非常に大きく、間違いは絶対に許されません。数字ひとつにも間違いはないかと緊張しながら、慎重に作業をしています。
数値は正確なものでなければ意味がないので、大きなプレッシャーを感じますが、それ以上に静岡県産の農作物の安全性を証明できている現在の仕事を誇りに思っています。
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最近では食の安心・安全が叫ばれ、生産者においても大きな関心事になっています。また、日本の食糧自給率の低下についても楽観視できる状態ではありません。
国産農作物の安全性が常に証明されて多くの人に安全なものを食べてもらい、農家の方々に利益が還元されていけば、次により良い作物を作るというパワーになり、食糧自給率は向上すると思います。このサイクルに残留農薬分析という立場から関わっていきたいです。そのために、私自身はなるべく早く分析結果を出したり、新しい分析方法を提案したりしたいですね。現在は、分析装置のメーカーさんに新しい分析方法を教わったり、学会や研究会へ参加し情報収集をしたり、専門書を読んだりして勉強をしています。

















